四十肩・五十肩をストレッチで予防しよう! - THE PRIME MASSAGE
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コラム

四十肩・五十肩をストレッチで予防しよう!

ようやく気温が下がり、秋の風の心地よさを感じられるようになりました。
夏の疲れが取れていないという方もいらっしゃるかもしれません。

冬に向けて、セルフコンディションを整える期間として今の時期を大切にしていただければと思います。
今回は年齢とともにお悩みの方が増える「肩」についてご案内いたします。

腕が上がらない!?四十肩、五十肩って何?


40代を過ぎてくると、突然、腕を上げる時に肩周辺に痛みを感じる症状に悩まされることがあります。その症状が、いわゆる「四十肩・五十肩」と呼ばれるもので、正式には「肩関節周囲炎」と言います。

四十肩・五十肩は肩関節の炎症

肩関節周囲炎は、姿勢の悪さや筋肉の疲労からくる肩こりとは異なり、加齢による肩関節の炎症が原因だとされていますが、まだ、はっきりした原因はわかっていません。
症状はある日突然、肩に激痛が走り、腕が上がらなくなるもので、日常生活に支障をきたすこともあります。痛みが強い急性期は安静にする必要がありますが、急性期を過ぎてそのままにしておくと、筋肉が凝り固まって再発しやすくなります。
予防や改善には、適切に「筋肉を動かすこと」が重要です。
今回は、四十肩・五十肩の予防と回復に効果的な簡単なストレッチをご紹介します。

肩の振り子運動


① 図のように片方の手をイスの背の真ん中に置き、上半身を少し前屈みにします。
② もう一方の腕は、イスの外側に力を抜いて垂らし、前後左右に10~20回程度小さく振ります。
③ 腕の重みと反動を利用して振ります。少しずつ振れる角度を広げていき、無理がなければ円を描く動きもやってみましょう。

肩甲骨のアップダウンストレッチ


① 椅子に座って姿勢を正し、両腕は力を抜いてダランと垂らします。
② 背骨を動かさず、肩をゆっくりと耳に近づけるイメージで上げていきます。
③ 上がりきったら3~5秒ほど止めます。
④ 今度は、背骨は動かさず、肩甲骨をお尻に近づけるイメージで引き下げていきます。
⑤ ②~③を5~10回程度繰り返します。

四十肩・五十肩を予防するには、日頃から肩関節の柔軟性を高めることが重要です。
ぜひストレッチをしてみてくださいね。

今月のイチオシのツボ


「神道(しんどう)」
背骨にあるツボで、第5胸椎棘突起(きょうついきょくとっき)の下にあるくぼみに位置します。
ツボを中心に手の平全体を当て、上下に10往復ほど動かし、優しく背中をなでます。自分で行う場合はツボ押しグッズが便利です。心を穏やかにし、精神を安定させる。体内の熱を冷ます効果が期待されます。
【対象症状:発熱、頭痛、健忘、心悸亢進、背部冷痛、ぜんそくなど】

体の痛みは人それぞれ。自分に合った施術を受けませんか?

セルフでできることを取り入れながら、プロの鍼灸師・マッサージ師に身体を診てもらうことで体が必要とするケアの気付きを得たり、定期的なメンテナンスを続けていくことで、毎日の生活がよりよくなるといいですよね♪
ぜひTHE PRIME MASSAGEにて一度、国家資格保有者の手技を体感してください!

皆様のご来院心よりお待ちしております。
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この記事を書いた人
藤森和佐(TPM CTO)
はり師・きゅう師の国家資格を活かし、整形外科クリニックで月700人以上の施術を行いました。患者様一人一人に合った施術を心掛けるように、育成したスタッフには伝えています。 【所持資格】はり師・きゅう師・医療経営士