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for Practitioner40代を過ぎてくると、突然、腕を上げる時に肩周辺に痛みを感じる症状に悩まされることがあります。いわゆる「四十肩・五十肩」と呼ばれるもので、正式には「肩関節周囲炎」と言います。今回は、四十肩・五十肩の予防と回復に効果的な簡単なストレッチをご紹介。日頃から肩関節の柔軟性を高めることが予防につながります。
四十肩・五十肩は肩関節の炎症
肩関節周囲炎は、姿勢の悪さや筋肉の疲労からくる肩こりとは異なり、加齢による肩関節の炎症が原因だとされていますが、まだ、はっきりした原因はわかっていません。症状は、ある日突然肩に激痛が走り、腕が上がらなくなるもので、日常生活に支障をきたすこともあります。
痛みが強い急性期は安静にする必要がありますが、急性期を過ぎて、そのままにしておくと筋肉が凝り固まって再発しやすくなります。予防や改善には、適切に「筋肉を動かすこと」が重要です。
肩の振り子運動
1.図のように片方の手をイスの背の真ん中に置き、上半身を少し前屈みにします。
2.もう一方の腕は、イスの外側に力を抜いて垂らし、前後左右に10~20回程度小さく振ります。
3.腕の重みと反動を利用して振ります。少しずつ振れる角度を広げていき、無理がなければ円を描く動きもやってみましょう。
肩甲骨のアップダウンストレッチ
1.椅子に座って姿勢を正し、両腕は力を抜いてダランと垂らします。
2.背骨を動かさず、肩をゆっくりと耳に近づけるイメージで上げていきます。
3.上がりきったら3~5秒ほど止めます。今度は、背骨は動かさず、肩甲骨をお尻に近づけるイメージで引き下げていきます。
4.今度は背骨は動かさず肩甲骨をお尻に近づけるイメージで引き下げていきます。
5.2~4を5〜10回程度繰り返します。
寒さが体に不調を招く前に、身体メンテナンスをしませんか?
気温が下がると筋肉が萎縮し、身体全体の血行不良につながりがちです。普段運動を出来ていない方は特に血行が悪くなりやすいので、ストレッチなどのセルフケアで体のメンテナンスを行うほか、プロの施術を受けることをお勧めしています。
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