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コラム

テニスボールを踏むだけ!土踏まずを調整して足の疲れを予防しましょう

足の疲れは「土踏まず」が平らだから!?


足の裏には「土踏まず」と呼ばれる地面に付かない部分があります。
土踏まずは、骨と筋肉で曲線(アーチ)を作って、足の真ん中あたりが地面につかないようにしています。

土踏まずがあることで、バネ、クッション、バランスの作用をし、地面に足が着く時の衝撃を吸収分散して、脚や腰および体全体にかかる負担をやわらげています。この土踏まずの曲線(アーチ)が低くなってくると、いわゆる扁平足(へんぺいそく)と呼ばれるような状態になり、歩く時に足や体全体にかかる負担が大きくなり、足腰に痛みを感じたり、疲れやすくなったりします。

後天性の扁平足は、肥満、運動不足、足の怪我、加齢など、さまざまな原因で起こります。

テニスボールで土踏まずを取り戻す!

足の土踏まずは、テニスボールを踏むことで取り戻せます。踏む場所は、①親指の付け根=母指球(ぼしきゅう)、②小指の付け根=小指球(しょうしきゅう)、③くるぶしの下の土踏まずの後ろ側の3ヶ所で、①→②→③の順番で、転ばないように片足ずつ、それぞれ1分ずつ踏んでいきます。

足底のアーチ構造である土踏まずを取り戻すことで、体に柔軟性を取り戻したり、腰痛が緩和したり、つまずきや捻挫、転倒を予防したり、姿勢が良くなるなどの効果があります。

今月のイチオシのツボ


「神闕(しんけつ)」
お腹にあるツボで、ちょうどおヘソの真ん中に位置します。産まれる前は、ヘソの緒で母体とつながっていた部分で、陽の気を補い、水分を排出する効果のあるツボです。
カイロ等で温めることで、内臓の血液を温め、冷え性や寝冷えからくる下痢腹痛の改善やリラックス効果などが期待できます。
【対象症状:浮腫(むくみ)、下痢、腹痛、脱肛、てんかんなど。】

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この記事を書いた人
藤森和佐(TPM CTO)
はり師・きゅう師の国家資格を活かし、整形外科クリニックで月700人以上の施術を行いました。患者様一人一人に合った施術を心掛けるように、育成したスタッフには伝えています。 【所持資格】はり師・きゅう師・医療経営士